【令和7年度 熊本県地域おこし協力隊交流会「協力隊まつり」】を開催しました。
- kumamotoOBOG

- 10月14日
- 読了時間: 3分
2025年10月12日(日)秋晴れ🍁
協力隊まつり特別企画【JICA海外協力隊✕地域おこし協力隊シンポジウム(交流会)】&【協力隊マルシェ】を開催。
今回は特別企画編として、熊本県青年海外協力協会(熊本県JICAOBOG会)、JICAデスク熊本(JICA九州)と共同で、JICA海外協力隊のOVや一般の方も参加しての開催となりました。

交流会での講話は2時間に満たない時間設定ながらも、40名を超える方にご参加いただきました。
地域おこし協力隊から1名、JICA海外協力隊(OV)から3名、計4名の登壇者が、それぞれの任国・任地での活動内容や、その経験が現在の仕事や暮らしにどのように活かされているかについてお話しくださいました。
以下では、シンポジウムでのプレゼン内容をまとめています。
【玉東町 渡邉 拓人さん】(JICA海外協力隊OV マラウイ行政サービス)
・マラウイでの5S活動:現地の人たちの意思で取り組み、評価するという仕組みを作ったこと
・帰国後、玉東町でのウクライナ避難民受入れ支援体制のプロジェクト
・JICA派遣前、グローカル研修受け入れとその効果について
→いろいろな方々の「力」が刺激になって、町を変えていく、その仕掛け人になっている。

【玉東町地域おこし協力隊 宮本 茂生さん】
・玉東町での多文化共生推進の紹介
(ウクライナ避難民支援、地域日本語教室、小中学校での国際理解、英会話教室など)
→町の国際理解を推進する重要なキーパーソン

【「イロどり!合志市」合志市市議会議員の中元 緑さん】(JICA海外協力隊OV ルワンダ コミュニティ開発)
・ルワンダにて水の防衛隊での活動紹介
・信用貯金の大切さ
→2つの協力隊に共通する、よそ者が地域で活動するときに大事な「信用貯金」!

【農業とエンターテイメントを融合した「農タメ!」に取り組む、宮 海彦さん】(JICA海外協力隊OV パナマ 体操競技指導者)
・パナマでの活動でエンベラ族との出会い
・農業の大切さとその課題→農業×エンターテイメント(田んぼでPK)
・バク転部の活動
→現地の人に「なぜ(生活に不便な)村にいるんだ?」と説いたところ「太陽があって海があって、山がある、それ以上に何が必要なんだ?」と答えられ、その問いに対し「どこでも生きていける!」と思えるようになり、今に繋がっている。

それぞれの発表がとても充実した内容で、参加者の皆さんにとっても大いに刺激となったようです。
玉東町というところで多文化共生が進んでいることについて、また活動1年目の信用貯金の貯め方についてなどの質問に加え、60歳を迎えバク転に挑戦した人の動画に影響を受けて「自分もバク転部に入りたい」などの感想もいただきました。
*(誰かの力を借りてor自分で)試してみる・行動してみる
→誠実に向き合う →成果を出す →振り返る →志を共にする誰かに還元する*
2つの協力隊の話に共通していたのは、「地域にとって何が一番よいのか」を考えながら活動を進めていることでした。
この姿勢は、協力隊に限らず、仕事やプロジェクトに取り組むうえで大切な視点だと感じさせられました。
午後からは、2つの協力隊からの出店マルシェ、ワークショップなど、各会場で盛り上がりっていました。

今回、ご協力いただいた方々をご紹介します。
【地域おこし協力隊】
・麹ごはん あかり食堂(小国町)
・ぷらっとぎょくとう(玉東町)
・お菓子tsuki(産山村OG)
https://www.instagram.com/n_0721/ ・Bean to bar(小国町OB):カカオから作るチョコレートWS *サイトは只今準備中~♪
【JICA海外協力隊】
・マルーラキッチン(合志市)
・堀農園(高森町)
・たまねぎ麹(水俣市)
・AfrikasiA(熊本市)
・鬼池焼 光窯(天草市)https://amakusatoujiki.com/kamamoto/hikarigama
以上、当日の出店者の皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!




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