熊本県【地域おこし協力隊 初任者向け研修会】を開催しました!
- kumamotoOBOG

- 7月22日
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2025年7月16日(水)、熊本市国際交流会館にて「熊本県 地域おこし協力隊 初任者研修会」が開催されました。今回の研修会には、県内各地で活動する協力隊員や受け入れ自治体職員などが集まり、制度への理解を深め、今後の活動に活かすための学びと交流の機会となりました。

午前の部:任意参加の名刺交換会「ゆる会」
研修会は、午前10時からスタート。任意参加ではあるものの、多くの協力隊員が集まり、名刺交換や雑談を通して自然なつながりを育む時間となりました。普段はそれぞれの地域で奮闘している協力隊員同士が、直接つながり、想いや悩みを共有できる貴重な場となりました。
午後の部:講演・分科会・振り返り
オープニング〜講演
午後の部は13時から開会。熊本県地域振興課からの挨拶の後、以下の2名の講師による講演が行われました。
藤井裕也 氏(NPO法人山村エンタープライズ) 「地域おこし協力隊活動のベースをつくる」というテーマで、制度改正の背景、全国での事例紹介、任期終了後の“出口戦略”について丁寧に解説。協力隊支援の視点から、サポートデスクの存在など実務的な情報も提供されました。

三瓶裕美 氏(一般社団法人しまね協力隊ネットワーク) 「知り合う・つながる・目線を合わせる」というテーマで、協力隊活動を進める上で大切な人との関係性構築や、活動計画の立て方について具体的にお話いただきました。

分科会
講演後は、協力隊員と行政職員がそれぞれに分かれて分科会を実施。
協力隊向け分科会(ファシリテーター:三瓶裕美氏) 「知り合う・つながる」をキーワードに、参加者同士でこれからの活動計画をワークショップ形式で作成・共有しました。
行政職員向け分科会(ファシリテーター:藤井裕也氏) 協力隊受け入れに関する課題や工夫を共有し合う意見交換の場として、以下の3名が登壇し、具体的な実践例を共有しました。
山田氏(天草市役所):天草市における協力隊の募集と採用サポート体制について
吉村氏(地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島):制度の推進要綱改正について
藤井氏:地域における“公益性”の確保や、任期終了後のキャリア形成(起業・就業)に関する事例紹介


最後には、協力隊員と行政職員が再び同じ場に集まり、合同で振り返りを実施。それぞれの学びや気づきを共有し、今後の連携のきっかけとなる言葉が交わされました。協力隊制度の担い手である隊員と、制度を支える行政職員がともに集い、目線を合わせることのできる貴重な場となった今回の研修会。今後の地域づくりや人材育成の基盤づくりに、大きな一歩となる一日でした。
講師のみなさま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

#地域おこし協力隊初任者研修会
#熊本市国際交流会館




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