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湯前町【熊本県地域おこし協力隊交流会】を開催しました!

更新日:9月24日

2025年9月10日(水)、湯前町にて「熊本県地域おこし協力隊交流会」を開催しました。


当日は、天候の関係でスケジュールを変更しながら、名刺交換や活動発表、意見交換を通じて、学びと交流を深める機会となりました。


開会にあたり、湯前町役場 企画観光課の射場係長よりご挨拶をいただきました。

射場係長は平成29年に湯前町地域おこし協力隊として着任、ふるさと納税を主なミッションとして活動された経歴を紹介。協力隊の時から、町の丁寧な対応や地域の温かい支えにより、定住につながったことをお話くださいました。


その後は、3年目の現役隊員の活動や、教育委員会を通じて地域振興に携わっているOBOGの発表を行いましたが、射場係長も最後まで同席され、協力隊の後輩たちの取り組みを温かく見守ってくださいました。

■第1部:講演・活動発表

「ゆのまえグリーンパレス」で業務をされている佐々木 佑樹さん。東京都内のホテルで副支配人を務めた経験を活かし、情報発信、地域連携、イベント開催等を通じて、宿泊・キャンプ施設の魅力向上に取り組んでいます。


佐々木さんは「知り合いゼロから2,000人を呼ぶ~ご縁とご縁がつないだ奇跡の集客術~」というテーマで、感謝の姿勢や笑顔の大切さ、地域に溶け込みながら夢を形にしていくプロセスを紹介。「協力隊は地域に楽しい空間をつくる存在」と力強く語られました。

佐々木 佑樹さん(湯前町地域おこし協力隊)
佐々木 佑樹さん(湯前町地域おこし協力隊)

続いて、湯前町地域おこし協力隊OB中尾 章太郎さんとOG高橋 颯希さんから、「漫画ではじめる地域おこし」と題して、発表がありました。

お二人は、協力隊退任後も、湯前漫画美術館に勤務されており、協力隊の時に始めた事業を継続、発展させながら活動を続けられています。


中尾さんは、大学時代に漫画研究に携わった経験をきっかけに協力隊へ応募。高橋さんは、美術館で働きたいという思いから着任へ。活動期間中は、展示企画やイベント、SNS発信、アーカイブ整備など幅広く活動し、町の魅力発信に尽力。


現在は、任期付き職員として美術館業務をしながら、消防団や伝統芸能保存会など地域活動にも積極的に参加。協力隊で築いたつながりを活かし、「地域と共に育てていく美術館を目指す」と語られました。


発表後の質疑応答では、「漫画美術館の運営における工夫」や「地域の方々の反応」、「今後の活動の展望」などが話題となりました。

右側:中尾 章太郎さん(湯前町地域おこし協力隊OB)・高橋 颯希さん(湯前町地域おこし協力隊OG)
右側:中尾 章太郎さん(湯前町地域おこし協力隊OB)・高橋 颯希さん(湯前町地域おこし協力隊OG)

■第2部:BBQ交流会

発表のあとは「ゆのまえグリーンパレス キャンプ場」に会場を移し、BBQやそうめん流し、郷土料理を囲んで交流。人吉球磨地域の郷土料理「骨かじり」を初めて味わう方も多く、「シンプルな味付けで、出汁がよく出ている」「地域ならではの料理が味わえるのは嬉しい」といった感想も。食を通じて交流が深まり、新たなつながりも生まれていました。

ゆのまえグリーンパレス キャンプ場 炊飯棟前にて集合写真
ゆのまえグリーンパレス キャンプ場 炊飯棟前にて集合写真

今回の交流会も、協力隊員同士が互いの活動を知るとともに、OB・OGや自治体職員とのネットワークを広げることができました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

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