令和4年度【熊本県地域おこし協力隊起業セミナー】を、熊本駅前にある「くまもと森都心プラザ2階 XOSS POINT. 」を会場に開催。 基調講演として『きら星株式会社 代表取締役 伊藤 綾さん』を新潟県からお招きし、子育てしながら、人口8000人の町でコワーキングを始めたきっかけ、居場所づくり~コミュニティ運営のお話をお聞きしました。この日も、生後4ヶ月の男の子と一緒に隊員の皆さまの質問にも応えていただきました。
就職・転職をはじめ移住のサポートそして、起業型 地域おこし協力隊のサポートまでされていらっしゃる伊藤さん。協力隊の業務の中で「移住定住」に関わる隊員も多い中、退任後のヒントにもなりそうな「余白が役割を生む」「はたらく場をつくる」などのキーワードを伝えてくださいました。

今回、熊本市スタートアップ支援施設『XOSS POINT. 』を会場に選ばせていただいたのは、施設長が現役の協力隊であること、創業支援等のサポートが受けられたり、起業に関わるセミナーや交流会の開催もあるこの場所を、起業を目指す隊員に知っていただきたいと思ったからです。 着任1年目から3年目まで『起業』について関心のある隊員が集まり、退任後に向けてそれぞれの形をイメージしながら、真剣な眼差しで聞き入っておられました。

起業に関わる大事なお金、補助金の活用等のお話の他に、先輩協力隊も登壇。
任期終了後に、起業をされた『小国町地域おこし協力隊OG 山本 美奈子さん』は「起業はお勧めしません」と言われながらも、地域資源を活用されて『地熱珈琲』を開業。地域に根付いていったからこそ生まれた3つの志事を笑顔でこなされていらっしゃいます。
また『山都町地域おこし協力隊OGの植村 真穂さん』は、任期中にビジネスプランコンテストでグランプリを受賞されたことがきっかけとなり、ジビエを使ったペットフードを販売。
原価や起業資金等、気になる裏事情もお話してくださり、任期中に始めればよかったと思ったこともあったそうですが、これからも『できたしこ』で事業展開されて行かれるとのことでした。 移住され、その地域の資源を活かしたスモールビジネス。そして定住!
とっても素敵な女性3名のパワフルさに圧倒される起業セミナーとなりました。
ご参加いただきました協力隊の皆さま、職員の方々、ありがとうございました。

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