2023年8月30日(水) 令和5年度 第1回目の交流会を、あさぎり町にある【リュウキンカの郷】にて、開催させていただきました。
熊本県内での協力隊退任後の定住率は71%(全国平均65%)その中でも、県南地域の定住率はなぜか低め…。任期途中で地域を離れてしまう隊員も見てきて、なんとか横の繋がりを強化できないかと思い、交流会開催の流れとなりました。
ネットワーク事務局が名付けた『あさぎり兄弟』こと、兄の石川隊員と弟の森田隊員、そして「食・農・人研究所」代表の本田 節さんご協力のもと、雷雨の中、会場は熱く熱く、熱く~盛り上がりました✨
錦町協力隊OGの平本 真子さんと、多良木町協力隊OBの矢山 隆広さんの現役時代のミッション、そして定住して取り組んでいる今。お2人の共通のテーマは『自分らしい生き方』
その地を選んで着任した地域で、いかに自分らしい生き方ができるかは、協力隊を経験したからこそ語れること。
協力隊としての最重要スキルは「コミュニケーション能力」と「行動力」。
任期中なら失敗は何度しても良く、それぞれの立場(隊員・行政・地域)に立って行動することが大事!
そして、地域資源の活用を通じて生計を立てることができれば、田舎で生きていくことの可能性が膨らみます。
県南地域は、大きな水害のあった地域でもあるので、昼食はみんなで作る「防災食」をいただきました。 こんなに簡単にご飯が炊けるということを知れただけでも、もしもの時に活かせそうです。
そして午後からは、OBOGが定住している地域の自治体職員さんも交え、本田 節さんと協力隊としてこれからを語るトークセッションの時間。JICA海外協力隊との関わりも深い節さんの言葉には、地域で生き抜くためのパワーを与えていただけたような感覚もあり、本音トークの時間となりました。 着任後、早い段階で節さんのような「地域のキーパーソン」に出会えるとこも、定住に繋がる1つのきっかけだと思っています。
協力隊としての活動の進め方やモチベーションの維持、それと行政職員さんとの折り合いの付け方など、OBOGの声はとても参考となり、うちの地域でも交流会を開催したい!という声も上がってきていることは、とても嬉しい反響です。 閉会後の1時間が更に熱気に包まれるほど、交流の輪が密になっていました。 今後の県南地域の連携がうまく回転していくきっかけづくりの場になればと思い、あさぎり町で開催できたこと、ネットワークにとっても、大きな大きな足跡を残せそうです。
あさぎり町には現在5名の隊員が活動しておりますが、担当職員さんをはじめ、会場準備、受付、写真撮影等のご協力をいただき、本当にありがとうございました。
今回ご参加いただきました皆さまの活動、いや!『行動』を楽しみにしております。
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